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2019.07.03

海からの贈り物

晴れた日には、晴れた美しさが、

曇りの日は、曇りの日の美しさがある。

それはまた 雨の日も同じく、自然というのはそういうものだ、と

教えてくれる、ここネストアット奄美ビーチヴィラの浜。

 

客室の窓越しに変わりゆく空や海をながめることからも、

砂浜で横たわりながら 多方向から吹く風に目を閉じながらでも、

同じように自然はたくさん私たちに語りかけてくれます。

 

 

 

梅雨の今時にしか見られない

山に霧がかかる様子を眺めながら、

窓から見えた幻想的な景色に呼ばれて

思わず朝起きたての足でそのまま浜まで散歩に。

 

ビーチサンダルは浜にしばし預けながら

吸い込まれるようにして素足で水に浸かってみると

波のせいなのか、夢の続きにまだいるせいなのか

起きたばかりでほんのり浮遊する体と心を

海は優しく目覚めさせてくれるようです。

シャラシャラー

穏やかな波の中に、

何度かにぎやかな音を立ててやってくる波があります。

 

ザザザーン

勢いのいい音に耳を傾け足元をふと見ると、

引いた波の後にコロコロと揺れ姿を見せた

小さな小さな贈り物たちがありました。

砂浜に打ち上げられ、まるで

「どうぞ」と 届いたようです。

 

 

たくさんの散りばめられた中から、

今日の私が惹かれる形や色はなんでしょう。

そして、その欠片は一体なんでしょう。

「貝の名前」「珊瑚の種類」、

知らなかった世界に浸かっている時を

夢中になる、なんていうのかもしれません。

 

宝物を握りしめている子供のように

部屋に持ち帰った海からの贈り物を眺めては

しばらく想いを巡らせる・・・

 

さっきより少し高いところから届く太陽の光が

同じ部屋から見ていた山にかかる雲の切れ間から差し込み

 

過ぎた時間が

ゆったりとも、早いとも思えるような充実さを感じたのでした。