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2019.06.21

なりが繋ぐ命と伝統

奄美の「なり」という言葉をご存知ですか?

どんな意味を想像しますか?

 

形を意味する「態り」。

たわわと実のなる様の「生り」。鈴生りの実、なんていいますね。

ある、という意味の「也」。

実現する、という意味の「成り」や「為り」。

それとも音の「鳴り」でしょうか。 遥か遠くから波音も聞こえてきそう…

想像が膨らみます。

奄美大島でいう「なり」とは、ソテツの実を意味します。

2億年前のジュラ紀から奄美大島に生息し続ける植物であり、

飢餓におかれた島人の命を繋いできた奄美大島の食文化の原点とも言える実です。

 

生きるために食べる。

栄養のあるものを食べる。

美味しく食べる。

 

食べる行為とその意味には段階があります。

そして今日まで

自然に習う先人たちが 伝承し続けた文化があるからこそ、

 

大切な実、「なり」が繋いだ命と伝統ある食文化を守りたい。

先人への尊びとこれからの奄美の新しい食文化の発展を築く食卓を提供したい、

そんな想いから命名されたのが、「あまなり」です。

 

職人による一つ一つの手仕事で 丁寧にご用意した

こんにちの奄美の旬と食文化を ゲストの皆様にお届けします。

 

今日も

すりながしに

なり粉と季節のお野菜、出汁とともに

「あまなり」の夕食は始まります。